MZ-R30用「未使用・未開封バッテリー」は使えるのか?
未使用・未開封の充電池を入手!
またまた充電池ネタです。先日、たまたま未使用(未開封)のMZ-30用充電池LIP-12(H)をネットで入手しました。すでに生きているのが1本あるので、わざわざ買い足すほどでもなかったのですが、価格が安かったというのが一つの理由。もう一つは、こちらがより大きな理由になるのですが、ブログのため。MZ-R30の情報を、少しでも多くこのブログで伝えたいと思い、入手することにしました!
どんなものを手に入れたのか
まずは写真を見ていただきましょう。
これです。入手手段はネットオークション。落札価格は、確か1000円ぐらいだったように記憶します。ついている値札シールは4900円。た…高い。今思うと、大変失礼ながら「昔はこんなものに5000円近く払ってたのか!」と。もちろん、現在は製造終了、ちなみに当時の希望小売価格を調べてみたものの、確かな情報には行き着かず。ただ、後継機(MZ-R50)の充電池LIP-8がソニーのサイトに残っていて、その希望小売価格が5500円(税抜き)。そうすると、このLIP-12の値札シールというのも、ほぼそれに近いものと考えていいのではないでしょうか。せっかくなので、もう少し写真を追加。
…写真の明るさが適当というかまちまちですみません。
さて、この商品、出品者情報では「未開封品」。今みたいに開封防止シールが付いているわけではなく、無理矢理入れようと思えば、中古品をいれることも可能。しかし、私は確かに未開封・未使用品と判断しています。根拠は、オークションスタート時の出品価格。非常に安く、中古品の相場価格と同水準でした。もし中古品を新品に見せかけ、儲けようと思うのならば、それよりも高い価格で出すはずです。わざわざ手間を掛けて新品を騙るのなら、この価格はないだろう。ということで、以下、未使用品に間違いなかろうということで、使用レポートをお届けします。
はたして、使えるのか・・・!?
未使用品であることは確からしい。しかし、かといってそのことが動作を保証するわけではない。あまりに古く、全く使い物にならない可能性も。そのことを頭に入れつつ、本体に入れてみたところ・・・。
なんと、いきなり残量表示が!
生きている!
いや、はたして本当にこんなことがあるのでしょうか。未開封品なら、少なくとも10年以上は放置状態だったとことになりますが、それでもこのようにエネルギーが残っているものなのか? もしかしたら未開封というのは嘘で、どこかで開封され充電されたものだったのか? いや、上に述べた通り、そこまで手の込んだことをする理由がありません。実際のところは、私もわかりませんし、理由も説明できないのですが、このような状態であったことは報告しておきます。
そして充電開始。
もちろんできました。
電池の「持ち」は?
そういうわけで、確かに使えることがわかったLIP-12。電池の持ちはというと、すみません、長くは確認していません。ただ、少なくとも連続で1時間以上は持ちました。 私の普段の使い方は、ACアダプターを使わず、寝る前の数十分いじったり、聴いたりするのですが、そうした場合、だいたい1週間は持ちます。
で、ひとつ大事な点というか、ぜひお伝えしたい点があるのですが、結論から言うと、この「未開封品」も中古品も、実用上はあまり大差が無い、ということです。そうすると、あえて新品を高い価格で入手する必要はないかと。その一方、そもそも中古品も未開封品も市場に出回っていないので、買いたい時が買い時ともいえます。
ということで、あくまで一例ではありますが、参考にしていただければ幸いです!